雨漏りの可能性?ドレン(排水口)の改修方法です。
屋上・バルコニーのドレン(排水口)管内の、経年劣化による雨漏り事例は多々あります。
目視で確認が出来にくい為に、見落としがちな箇所ではありますが
気付かずに放置しておくと、雨漏りに直結してしまいます。
ドレン(排水口)と雨どいの接合部が、経年劣化によって
剥離してしまう事が原因と考えられます。
出来てしまった隙間から、雨水が室内に浸入して
雨漏りを引き起こしてしまう事になります。
改修方法としては、ドレンの上に改修用ドレンを
そのままかぶせて、劣化した部分に雨水が通らない
仕組みをつくる必要があります。
種類も【鉛製】【FRP製】【塩ビ製】【ゴム製】と
揃っている為、既存防水層の種類によって
使い分けて施工します。
注意しなければならないのが、改修用ドレンを取付る事によって、ドレン廻りの周辺が5mm程度高くなってしまいます。
雨水の流れが悪くなって、水溜りが出来てしまう可能性がある為、現状の勾配を考慮して、施工する必要があります。
改修用ドレンが必要か不要かの判断は、施工業者と良く話し合って、双方が納得した上で施工する事をお勧めします。